アトピー性皮膚炎に対する私の考え方を紹介します。
アトピーの原因は多種多様で人それぞれですが、
当院では「筋肉の硬さ」に注目しています。
アトピー性皮膚炎ですが、冒頭にも書いた通り
筋肉が硬く緊張している方には合うスタイルだと思います。
私の考えではアトピー性皮膚炎は皮膚の病気ではありません。
皮膚に症状が出ますが、それはあくまでも結果です。
原因のひとつは「筋肉の緊張、筋肉の硬さ」にあるのです。
皮膚に症状が出ますが、それはあくまでも結果です。
原因のひとつは「筋肉の緊張、筋肉の硬さ」にあるのです。
ここまで読んで「は?」と思われた方、正常なリアクションだと思います。
では、もう少し詳しく説明していきます。
もしよかったら最後まで読んでみてくださいね。
①まずは皮膚科を受診しましょう。
当院では標準治療と鍼灸治療の併用をオススメしています。
私自身も35歳を越えてからアトピーが再発したことがあるのですが、
そのときの経験を含めての判断です。
まずは皮膚科を受診して、適切なお薬を処方してもらいましょう。
できれば「皮膚科」を専門として掲げられている先生がいいと思います。
お薬(ステロイド)を使って「今ある皮膚の炎症」を抑えることが最優先です。
「東洋医学なのにストロイドを勧めるのか?」
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
ステロイドは悪!
ステロイドを使っていると治るどころか悪くなる!
それってホントですかね?
ネット上で見聞きした情報だけで決めてしまうほうが危ないかも知れませんよ。
ステロイドはもともと体内にあるホルモンなので、用法・用量を守って使う分には問題ありません。
塗り薬だけでなく、飲み薬もあります。
ステロイドの薬はグレードが細かく分類されていますので、そのときの症状に合ったものを処方してもらいます。
それを正しく塗り、正しく飲みましょう。
皮膚の状態に合っていないお薬をダラダラと塗り続けるのはよくないとは思います。
まずはお医者さんの指示に従って、まずは今ある皮膚の炎症を抑えていきましょう。
文字通り皮膚に炎症が起きている状態です。
今まさに燃えているのです!
炎上中です!
燃え広がっている火を消していきます。
②次は鍼灸と併用します。
お薬で皮膚の炎症を抑えつつ、鍼灸治療を併用していきます。
火を消しつつ、火が出ない体を作っていくわけです。
アトピー性皮膚炎ですが、冒頭にも書いた通り
『筋肉の硬さ』が原因のひとつです。
その筋肉の硬さを脳が神経を介して認識します。
「右の腕あたりの筋肉が硬くなっているぞ」という感じです。
もっといえば「筋肉が硬くなっているせいで血管や神経を圧迫しているぞ」というところまで察知します。
そのままにしていると循環が悪く体には不自然な状態が続くことになりますから、
その筋肉の硬さを脳が神経を介して認識します。
「右の腕あたりの筋肉が硬くなっているぞ」という感じです。
もっといえば「筋肉が硬くなっているせいで血管や神経を圧迫しているぞ」というところまで察知します。
そのままにしていると循環が悪く体には不自然な状態が続くことになりますから、
脳も何とか改善しようと試みるわけです。
脳自身は身動きが取れないので、筋肉が硬くなっている部位に「かゆみ」のサインを出します。
「かゆみ」のサインを目印に、そこを掻けば(刺激すれば)筋肉の緊張も取れるはず…
というのが脳の作戦(体の反応)です。
この作戦通り、かゆい→掻く→筋緊張緩和となれば、それ以上「かゆみ」のサインを出す必要はないのですが、筋肉の緊張が緩和されなければサインを引っ込めるわけにはいきません。
つまり掻いて掻いて皮膚が破れて血が滲もうとも筋肉が硬ければ「かゆみ」は続くということです。
「かゆみ」は筋肉を刺激するために脳から送られたサインであり、筋肉の緊張が緩和されればそのサインを出す必要もなくなるわけです。
部分的にアトピー症状が出ているのであれば、その周辺の筋肉が必要以上に硬く緊張しているということです。
全身的にアトピー症状が出ているのであれば、全身の筋肉が必要以上に硬く緊張しているということです。
繰り返しますが、筋肉の硬さ(が引き起こす血管や神経の圧迫)が原因であり、
脳自身は身動きが取れないので、筋肉が硬くなっている部位に「かゆみ」のサインを出します。
「かゆみ」のサインを目印に、そこを掻けば(刺激すれば)筋肉の緊張も取れるはず…
というのが脳の作戦(体の反応)です。
この作戦通り、かゆい→掻く→筋緊張緩和となれば、それ以上「かゆみ」のサインを出す必要はないのですが、筋肉の緊張が緩和されなければサインを引っ込めるわけにはいきません。
つまり掻いて掻いて皮膚が破れて血が滲もうとも筋肉が硬ければ「かゆみ」は続くということです。
「かゆみ」は筋肉を刺激するために脳から送られたサインであり、筋肉の緊張が緩和されればそのサインを出す必要もなくなるわけです。
部分的にアトピー症状が出ているのであれば、その周辺の筋肉が必要以上に硬く緊張しているということです。
全身的にアトピー症状が出ているのであれば、全身の筋肉が必要以上に硬く緊張しているということです。
繰り返しますが、筋肉の硬さ(が引き起こす血管や神経の圧迫)が原因であり、
あくまでも皮膚の症状は結果です。
このあたりをご理解して頂ければ「筋肉を柔らかくすればアトピーが治る」というのも納得していただけるのではないでしょうか。
筋肉を柔らかくする具体的な方法は人それぞれです。
このあたりをご理解して頂ければ「筋肉を柔らかくすればアトピーが治る」というのも納得していただけるのではないでしょうか。
筋肉を柔らかくする具体的な方法は人それぞれです。
「合う・合わない」があるかと思いますが、
ストレッチ・マッサージ・鍼灸・ヨガ・整体…などがありますね。
筋肉を柔らかく整えられるのであれば何でもオッケーです。
私は鍼灸師ですので、主に鍼を使って患者さんの筋肉を柔らかく整え、その結果として症状を改善しています。
鍼は深部の筋緊張まで緩められるので非常に有利ですよ。
しっかり筋肉を刺激してやれば、数回の治療で効果は目に見えて分かります。
もしアトピー性皮膚炎を根本から治したい方がいましたら、是非とも「筋肉を柔らかくする」という観点でアプローチしてみてはいかがでしょうか?
私は鍼灸師ですので、主に鍼を使って患者さんの筋肉を柔らかく整え、その結果として症状を改善しています。
鍼は深部の筋緊張まで緩められるので非常に有利ですよ。
しっかり筋肉を刺激してやれば、数回の治療で効果は目に見えて分かります。
もしアトピー性皮膚炎を根本から治したい方がいましたら、是非とも「筋肉を柔らかくする」という観点でアプローチしてみてはいかがでしょうか?
アトピー性皮膚炎の患者さんの多くは心身ともにガチガチになっていることが大半です。
施術の回数を経るごとに筋肉の緊張が緩和され、精神的にもリラックスできるようになり、自然と皮膚の状態も改善していきますよ。
◆私の場合…
冒頭でも少し書きましたが、私も35歳を越えてからアトピー性皮膚炎を再発したことがあります。
「再発」なので初めてではありません。
子供の頃はアトピーだったのですが、思春期以降は治まっていました。
それが急激に再発し悪化したわけです。
皮膚科を受診するまでは自己流で対処していました。
鍼灸師ですし、自分の体に鍼(はり)や電気もしましたし、
市販の何だか良さそうな(少し高めの)保湿剤を使ったり、
市販の漢方薬を飲んだりもしました。
それでも一向に改善せず、むしろ悪化するばかり!
最初は左肘の周辺だけだった皮膚の炎症は全身に広がっていきました。
かゆみ、出血、腫れ、滲出液、落屑、体が熱くなって眠れないこともありました。
自己流で何とか治るだろうと思っていたのですが、これは無理だと判断。
皮膚科を受診しました。
診断の結果「市販の保湿剤にかぶれている可能性がある」とのこと。
少しでも良くなるんじゃなかと思って使っていた保湿剤が悪かったとは思いもしませんでした。
早速、その保湿剤を辞め、処方されたお薬を使ったところ、症状はみるみる回復。
自分への鍼治療も継続して、今はほぼ完治という感じです。
こういった自分の体験も踏まえて、標準治療と鍼灸治療の併用を推奨しています。
「東洋医学(鍼灸)だけで治したほうが自然で体に優しい」なんてのはイメージの話です。
治療が長期化するとストレスも蓄積し、それがまた症状悪化へと繋がってしまいます。
最短で回復できるように、
まずは短期的にステロイドを使って
皮膚の炎症を抑え、いま燃えている火を消していく。
中期的にステロイドと鍼灸を併用して
炎症を抑えながら全身の筋緊張を緩める。
そして長期的には鍼灸中心のメンテナンスで
筋肉の緊張を緩めて火の出ない体にしていく。
これがいいと私は考えています。
◆要点まとめ
・標準治療と鍼灸治療を併用する。
・アトピー性皮膚炎は「筋肉の硬さ」が引き起こす血流の悪さが原因のひとつ。
・皮膚の症状は、あくまでも結果でしかない。
・筋肉の硬さ(筋緊張)による血管や神経の圧迫を取り除くために脳が「かゆみ」のサインを出す。
・筋肉が柔らかくなれば「かゆみ」を出す必要がなくなる。
・「結果(皮膚)を変える」ために「原因(筋肉)を変える」。
・皮膚の症状は、あくまでも結果でしかない。
・筋肉の硬さ(筋緊張)による血管や神経の圧迫を取り除くために脳が「かゆみ」のサインを出す。
・筋肉が柔らかくなれば「かゆみ」を出す必要がなくなる。
・「結果(皮膚)を変える」ために「原因(筋肉)を変える」。
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高橋健太鍼灸調整院
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